エックスドライブをお試し期間で体験してみた

Nプログラマ(@Nprog128)です。
今年の2月にリリースされたエックスサーバーが提供するサービスのエックスドライブをお試しで使ってみました。
試したのは画像ファイルを保存・共有して、それをブログの記事に埋め込んで表示できるか、というモノです。
結果として表示することができました。
試用で得られた内容をメモとして書いておきます。
エックスドライブとは
ドロップボックスやOneDriveのようなオンラインストレージのサービスです。
画像や動画などのファイルを保存したり、共有して公開することができます。
プラン
エックスドライブで用意されているプランは以下の3つ。- スタンダード
- ビジネス
- ビジネス(専用)
個人だとスタンダードで問題なさそうです。
項目 | スペック |
---|---|
容量 | HDD:500GB SSD:100GB |
初期費用 (税抜き) | 無料 |
利用料金 (税抜き) | 630円〜 (1ユーザ毎) |
容量について
容量はHDD: 500GBかSSD: 100GBを選ぶことができます。使い方によりますが、速度を求めない場合はHDDを選んでおくと500GBも使うことができます。
料金について
利用料金については、プランに利用するユーザを追加する毎に月額料金が加算されるようになっています。個人利用なら基本的に一人で利用すると思いますので、一人分の月額料金になるかと思います。
認証機能について
スタンダードプランではストレージ管理画面へログインする時の2段階認証や、グループで管理する代理ログイン機能が利用できません。こちらの機能が使いたい場合はビジネスプラン以上を利用する必要があります。
何をするために使う?
基本的に容量の大きなファイルをサーバで扱うために使おうと考えています。
今のところ予定しているのは、ブログの記事用の画像や、Unityのプログラムの配置と配信をするために使おうと思っています。
これらのファイルを共有として公開し、その共有リンクを記事内に埋め込んでブログに表示させるようにすれば、メインのサーバに負荷をかけずに転送量・容量の節約ができるのではないか、と考えています。
とはいえ、まだそんなに転送量やサーバの容量不足の問題は起こっていないので、本格的に導入するのはもう少し先の話になりそうです。
当ブログの転送量について
ざっくりですが、このブログは月間で5GBくらいの転送量です。(2020.04.20 確認時)
サーバの転送量ですが、2020年2月19日にエックスサーバーの設備が増強されたらしく、1日の転送量が70GBから150GBになりました。
試したこと
保存した画像を公開する
画像をアップロードしてファイルに対する共有設定で、公開という設定にすると公開状態になってURLが発行されます。
そのリンクをimgタグのsrc属性に指定してあげると画像がエックスドライブから表示されるようになります。
HDDで試したのですが、画像の表示速度は特に気になりませんでした。
こちらはアクセスが増えてきてから気になるかどうなるか、、、ですね。
ドメインの割当
管理画面のURLに独自ドメインやサブドメインを割り当てることもできます。
割り当ての設定はcnameを使い設定しますが、ドメインを割り当てても初期のURL(登録したID.xdrive.jp)も使うことができます。
このサブドメインの割り当てができるのが個人的に気に入っていて、ブログ内の画像のURLをサブドメインにすることによりURLに統一感を感じることができます。
このブログはnprog256.netという独自ドメインなので、画像用のサブドメインをimg.nprog256.netとして使う場合は、画像の表示するimgタグはこんな感じになります。
1<img src="https://img.nprog256.net/画像ファイルのパス">
ちなみにエックスドライブで発行される初期IDのURLだとこうなります。
1<img src="https://登録したID.xdrive.jp/画像ファイルのパス">
初期ドメインはAサイト、独自ドメインはBサイトと複数のサイトで扱う場合ですが、nslookupコマンドなどで独自ドメインから初期ドメインが見えるので、そこは注意が必要です。
管理画面のURLについて
先程画像リンクで出てきたエックスドライブの管理画面のURLですが、このURLは登録した時のIDを使ったURLになります。
レンタルサーバーなどもそうですよね。
例だと、こんな感じになります。
登録したID.xdrive.jp
利用するドメインと名前を揃えておくと統一感がでますね。
手元のパソコンでオンラインストレージのファイルを操作する
試用期間が終わったあとで知ったのですが、WebDAVで接続できるようです。
WebDAVではまだ使っていないので分からないですが、おそらくこれで接続するとファインダーやエクスプローラーからオンラインストレージのファイル操作をすることができると思います。
ブラウザでのファイル操作がしづらい時はこっちを使ってみるのもいいかもしれません。
ファイルのアップロードや削除などファイル整理する時に便利そうです。
おわりに
今回はエックスドライブの試用についての内容でした。
試したいことが実現可能だと分かって安心しました。
ブログが育ちアクセスが増えてきたら、本登録して利用しようと思っています。
それでは、このへんで。
バイナリー!